2019年メディケア・パートA & Bの保険料とディダクティブルが発表されました。

先日、メディケアを管理するフェデラルの機関であるCMS(Center for Medicare & Medicaid Servises)は、2019年のメディケアパートAとBの保険料、ディダクティブル、およびコーインシュアランスの額を発表しました。

少しずつですが、毎年確実に上がっていっています。今日はこの2019年のメディケアコストを簡単にご案内していきます。

  1. メディケアパートAの保険料とディダクティブル
  2. メディケアパートBの保険料とディダクティブル
  3. まとめ

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1.メディケアパートA保険料とディダクティブル

メディケア受給者の99%は、メディケア受給前にメディケア・タックスを10年(40Quater)以上支払われていますので、メディケア・パートA/Medicare Part Aの保険料は、通常はありません。

ただ、残りの1%の方は、残念ながら保険料を毎月支払う事になります。

その1%の方のうち、7年と半年以上(30 Quaters)はメディケア・タックスを支払ったが、10年(40Quater)には満たない、という方のパートAの保険料は、今年2018年は$237で、来年2019年は$240です。

さらに、メディケア・タックスを全く支払っていない方、もしくは7年と半年(30Quater)に満たない方が、メディケア・パートAに加入する場合、今年2018年の保険料は$422で、来年2019年は$437になります。

このくらいの額になってくると、メディケア/Medicareではなくオバマケア/Obamacareに加入された方が、毎月の保険料を安くすることができますので、良いと思いますね。

それから、メディケア・パートAの下で、入院した時に支払うディダクティブル/Deductibleの額は、今年2018年は$1,340でしたが、来年2019年は24ドル増の$1,364です。

この他に、入院した場合のコーペイの額も上がっています。こちら↓の表の青地が2019年のパートAのコーペイです。

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2.メディケアパートB保険料とディダクティブル

メディケア・パートBは、医師サービス、外来通院サービス、特定の在宅医療サービス、耐久性のある医療機器、およびメディケアパートAでカバーされていない他の医療および保健サービスをカバーしています。

メディケア・パートB加入者の標準的な月額保険料は、今年2018年の$134から、2019年は$135.50となります。 

この金額は、前々年の収入額によって異なり、世帯収入がシングルで$85,000 以下か、ご夫婦合わせて$170,000以下の場合の金額です。

もしも、前々年の収入額がこれ以上の場合は、こちらの表↓をご参考になさってください。

それから、メディケア・パートBのディダクティブルの額ですが、2018年の$183から、2019年は$185になっています。

このディダクティブルの額は、何も病気や怪我などをしなければ発生しない額です。また、メディケア・サプリメント・プランメディケア・アドバンテージ・プランに加入すれば、このディダクティブルを$0にすることも可能です。

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3.まとめ

2019年のメディケア・パートAの保険料は、メディケアタックスの支払いが30クオーター以上40未満の方が$240か、満額の場合は$437です。通常、メディケアタックスを40クオーター以上支払っている方は、パートAの保険料はありません。

また、2019年のメディケア・パートBの月額保険料は$135.50になります。

メディケア/Medicareのコストは、毎年、少しづつ上がって行きます。一方で、メディケア・アドバンテージ・プランや、メディケア・サプリメント・プランは少しずつ改良されていて、保険料が下がっていったり、ベネフィットが増えて行ったりしています。こういったプランを上手く利用して、医療費を抑えられると良いですね。そのお手伝いをするのが私の仕事です。プランの選択で迷われたら、是非、お気軽にご連絡ください。

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