先日、こちら↓の記事で、新しい法律「American Rescue Plan Act of 2021」についてお伝えいたしましたが、
保険料が今よりも安くなる!バイデン‐ハリス政権の「The American Rescue Plan Act of 2021」について!
今日はこの法律について、もう少し砕けた言い方で、皆さんにどう影響が出るのかお伝えしたいと思います。
特に、私がいる特にカリフォルニアにお住いで健康保険のマーケット・プレイス・カバードCAを利用している方にはピッタリの記事になるはずです。
①「American Rescue Plan Actとは?」
④Unemployment Benefitを2021年に1週間以上受けた方の補助金増
⑦今からでも保険に加入ができる!スペシャル・エンロールメント期間がスタート!
①「American Rescue Plan Actとは?」
この新しい法律「American Rescue Plan Act」、通称ARPという法律は、皆様の経済的負担を減らし、パンデミックの影響を受けた家計をサポートするという目的でできた法律です。
既に多くの方が、$1400のスティミュラス・チェック/Stimulous Checkを受け取られたと思いますが、そのスティミュラス・チェック/Stimulous Checkもこの法律によるものです。
では、スティミュラス・チェック以外に、皆様にとってどんなプラスがあるのか。もう少し分かりやすく、ここからご紹介していきます!
②2020年のオバマケア補助金の返金なし
昨年、健康保険のマーケットプレイス、例えば私がいるカリフォルニア州では、カバードCA/Covered California というマーケットプレイスがありますが、その健康保険のマーケットプレイスを利用してプランに加入し、補助金をもらっていた方の中で、申請していた以上に実際の収入が多かった!このままだと、貰いすぎた補助金を返金しなければならない⁈
と言う方。。結構いらっしゃるのではないかと思いますが、ご安心ください!
この新しい法律ARPにより、この春のタックスリターンにてその貰いすぎた補助金の精算はSUSPEND、つまり、返却する必要はありません!!!
もちろん、タックスリターンは必要ですので、詳細は、是非、タックスのプロフェッショナルにご確認されることをお勧めいたします。
③補助金の増加
現在、カバードCAなどの健康保険マーケットプレイスにて加入した保険プランを持っていて、保険料に充てられる補助金(APTC/Advanced Premium Tax Credit)を受けている方は、5月分の保険料から2022年末まで、さらにその補助金が増えます!
つまり、5月分からの保険料がもっと安くなります!!!
ヤッター!!(^^)!
その追加の補助金をもらう為に、特に何かする必要はなく、自動的に増加が適応されます。
カリフォルニア州のカバードCAをご利用の方は、4月15日から30日までの間に、カバードCAのシステムが徐々に皆さんのアカウントに、新しい補助金額をアップデートしいていきます。
皆様のアカウントがいつアップデートされるかは分かりませんが、今月末までには皆さんのアカウントがアップデートされますので、時間の問題ですね。
④失業保険/Unemployment Benefitを2021年に1週間以上受けた方の補助金が増加!
今年に入って、1週間以上、失業保険Unemployment Benefitを受けた方はカリフォルニアの健康保険マーケットプレイス・カバードCAの補助金の算出に利用されるFPL – Federal Poverty Levelのパーセンテージが138.1%以上であっても、138.1%でロックされます。
つまり、どんな収入帯の方でも、FPL138.1%で計算された補助金(APTC/Advanced Premium Tax Credit)とコスト・シェアリング・リダクション/CSR(Cost Sharing Reductions)が提供されることになります。
すごいですね!
⑤失業保険/Unemployment Benefitが増加!
この法律は更に、失業保険/Unemployment Benefit の$300/Weeklyの支給を、9月6日まで延長しました!
この分は、カバードCA上では収入として計算されますが、カリフォルニア州のメディケイド/Medicaid“Medi-Cal”の資格の判定には含まれません。
⑥雇用主が提供する健康保険を持つご家庭には影響なし
これだけマーケットプレイスを利用して健康保険に加入している方にいいことがあるので、雇用主保険を持っているに方も、何か良いことがあるのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、、
残念です。
ご家族の中に、雇用主が提供する健康保険を持っている方がいる場合、その他の家族のメンバーがカバードCAを通じて健康保険に加入したとしても、保険料に充てられる補助金は出ません。
この場合の従業員である方の保険料が世帯収入の9.83%未満なら “アフォーダブル/Affordable”とみなされ補助金は出ない。というのがルールですが、残念ながらこの新しい法律、ARPは、この点については変更せず9.83%はそのままです。
⑦新しいスペシャル・エンロールメント期間がスタート
この法律により、カリフォルニアでは4月12日から新しいスペシャル・エンロールメントがスタートし、現在、無保険の方が新たに保険にアプライできるようになりました。
また、それだけでなく、現在、カバードCAプランに加入されている方は、プランの変更が可能になります。
ですので、増加した補助金APTC/Advanced Premium Tax Creditを確認して、その額によっては、プランのレベルを上げることが出来ると、非常に良いですね!
現在、カバードCAを利用せずに申込をしたプラン(Off-Exchange Plan)に加入されている方も、これを機にカバードCAに乗り換えることで、2022年末までに大きな節約ができる可能性があります。
現在、無保険で、是非、健康保険に加入したい!という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
また、既にカバードCAを利用されている方で、この機会にプランの変更をご希望される方やヘルプが必要な方も、是非、ご連絡ください。私で良ければ喜んでお手伝いさせていただきますので!
Have a great day!(^^)/