健康保険とは関係がありませんが、今、みなさんが気になっていると思います、合衆国政府から支給されるスティミュラス・チェック/Stimulus Checksについてです。
2018年と2019年のタックスファイルをされた方で、リターンを受け取る為の銀行口座をIRSへ報告している人には、もう既に支払いが開始されていて、水曜日までには支払われるとの事です。
メディアではスティミュラス・チェックと言っていますが、このIRSは『エコノミック・インパクト・ペイメント』と言っていますね。
このペイメントについて書かれたIRSのこちら↓のウェブページの内容を、今日はここで日本語に訳していきたいと思います。多くの皆さんの参考になれば光栄です。
https://www.irs.gov/coronavirus/economic-impact-payment-information-center
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ほとんどの納税者は、エコノミック・インパクト・ペイメントは自動的に支払われ、特に何かする必要はありません。2018年と2019年に納税した人と、大部分のシニアやリタイヤした人はこれに該当します。
誰に資格がありますか?/Who is eligible?
アメリカ合衆国に居住している人は、エコノミック・インパクト・ペイメントを、
- 個人またはHead of household の納税者は$1200
- Married Filing Jointlyでの納税者は$2400
を、もしも他の納税者のDependentになっておらず、かつ、就業可能なソーシャル・セキュリティ・ナンバーを持っている場合で、アジャステッド・グロス・インカムが、
- $75,000 (個人)
- $112,500 (Head of household filers)
- $150,000 (Married Filing Jointlyで納税する夫婦)
未満の場合は、受け取る事ができます。
また、アジャステッド・グロス・インカムが次の額の間にある場合は、減額されたペイメントを受け取ります。
- $75,000 and $99,000 (Single かMarried Filing Separatelyの場合)
- 112,500 and $136,500 (Head of household)
- $150,000 and $198,000 (Married filing jointly)
その減額されたペイメントの額は、納税者のアジャステッド・グロス・インカムによります。
資格のあるリタイアした人やソーシャルセキュリティの受給者、鉄道退職者、ディスアビリティ受給者や、ベテランズ・ベネフィット(退役軍人ベネフィット)の受給者は、納税申告をする必要がでる程の収入がない人達と同様に、エコノミック・インパクト・ペイメントの支払いを受け取ります。
収入がない人やすべての収入が、サプリメンタル・セキュリティ・インカム・ベネフィット(Supplemental Security Income Benefit)といった特定のプログラムからの収入のみの方も、ここに含まれます。
ソーシャルセキュリティのリタイアメント・ベネフィットや、鉄道退職者のベネフィットを受け取る退職者もまた同様に、エコノミック・インパクト・ペイメントの支払いを自動的に受けます。
資格がないのは誰?/Who is not eligible?
高所得の納税者など一部の納税者は、エコノミック・インパクト・ペイメントを受ける資格がありませんが、ほとんどの納税者は該当します。
エコノミック・インパクト・ペイメントを受ける資格がないであろう納税者は、次のどれかに該当する場合です。
- アジャステッド・グロス・インカムが、次の額よりも大きい
◆$99,000 納税ステータスがSingle か Married filing separately
◆$136,500 納税ステータスがHead of household
◆$198,000 納税ステータスがMarried filing jointly
- 他の誰かの納税においてDependentとしてクレームされることができる。例えば、子供、学生、親のタックスリターンでDependentとしてクレームできるより年のいったでペンデント
- ソーシャル・セキュリティ番号を持っていない。
- Nonresident alien である。
- 2019年のタックスを、Form 1040-NR、Form 1040NR-EZ、Form 1040-PR、Form 1040-SS でファイルした。
エコノミック・インパクト・ペイメントはいくらですか?
資格があり、Singleの納税者でアジャステッド・グロス・インカム(AGI)が最大$75,000まで、Head of household の納税者でAGIが$112,500まで、マリッド・ジョイントリーの納税者でAGIが$150,000までの人は、$1,200、マリッド・ジョイントリーの場合は$2,400のエコノミック・インパクト・ペイメントに資格があります。
さらに、これらの人たちには、資格がある子供1人につき追加$500を受ける資格があります。
これらの金額を超える収入がある納税者の場合は、支払い額は、$75,000/$112,500/ $150,000のしきい値を超える$100毎に、$5が減額された額が支払われます。
収入が$ 99,000を超えるSingleの納税者、$136,500を超えるHead of household の納税者、また、$198,000を超える子供がいないジョイントでの納税者は対象外であり、支払いを受け取れません。
何かする必要はありますか?/ Do I need to take action?
2019または2018の税務申告を提出した人で、
次に当てはまる場合は、追加のアクションは必要ありません。
- 今年はすでに2019年の納税申告書を提出しています。IRSはこの情報を使用して支払い金額を計算します。
- 2019年はまだ提出されていませんが、2018年の連邦税申告書を提出しています。これらの納税者の場合、IRSは2018年の税務申告からの情報を使用して、経済的影響の支払いを計算します。
通常、納税申告をする必要がない人は、、
通常、納税申告を行う必要がないソーシャル・セキュリティの受給者および鉄道退職者は、何もする必要はありません。
IRSは、フォームSSA-1099およびフォームRRB-1099の情報を使用して、2018年または2019年に納税申告をしなかった場合でも、これらの個人に$1,200のエコノミック・インパクト・ペイメントを発行します。
受取人は、これらの支払いを、ディレクト・デポジット(銀行振り込み)、または、紙の小切手で、彼らが通常ベネフィットを受けるのと同じように受け取ります。
ソーシャル・セキュリティ・ディスアビリティ保険/社会保障障害保険(SSDI)の受給者も、このグループに属し、行動を起こす必要はありません。
ソーシャル・セキュリティ受給者、鉄道退職者、また、ソーシャル・セキュリティ・ディスアビリティ保険の受給者で、資格のある子供がいる場合は、その子供1人あたり$500を受け取るために、追加のステップを踏んでいただきます。
低所得労働者や特定の退役軍人、障害のある個人など、税務申告を提出する必要のない他の個人もいますが、彼らもまたエコノミック・インパクト・ペイメントを受け取る資格があります。
納税者は、 納税申告書を提出する必要があるかどうかを確認する為に、IRS.gov ツール、Do I Need to File a Tax Return? を利用することが出来ます。
また、IRSは、できるだけ早く支払いを受けるための手順についてのガイダンスを、近いうちに提供します。
エコノミック・インパクト・ペイメントの受給者はIRSからの手紙に注意/Payment recipients: watch for an IRS letter
安全上の理由から、IRSは、エコノミック・インパクト・ペイメントに関する手紙を、ペイメントが支払われてから15日以内に納税者の最後の住所に郵送する予定です。
この手紙には、支払いが行われた方法と、支払いを受け取れなかった場合の報告方法に関する情報が記載されています。
納税者が正当な手紙を受け取っているかどうか確信がない場合は、IRSは納税者が詐欺師から守るために、まずはIRS.govにアクセスするように促します。
エコノミック・インパクト・ペイメントやCOVID-19関連の詐欺に注意!/Avoid scams related to economic payments, COVID-19
IRSは、個人情報とお金を盗むたくらみを隠す方法として、エコノミック・インパクト・ペイメント利用しようとする詐欺師に注意を払うように納税者に要請します。
IRSは、エコノミック・インパクト・ペイメントに関係する場合でも、個人または銀行口座情報を求める電話、テキストメッセージ、メール、ソーシャルメディアでの連絡はしないことを覚えておいてください。
また、エコノミック・インパクト・ペイメントまたは、払い戻しについての特別な情報があると主張する添付ファイルまたはリンクが付いた電子メールに注意してください。
Get My Paymentへのアクセス/Accessing Get my Payment
いつから「Get My Payment」で私のペイメントのステータスを確認できるようになりますか?
もしも2018年または2019年の納税申告書を提出していて、それが処理されていたら、Get My Payment でエコノミック・インパクト・ペイメントの支払い状況を確認できます。
配偶者とジョイントで納税申告していたら、「Get My Payment」で利用する情報がどちらの情報か、問題ですか?
どちらの配偶者でも、身元確認に使用される秘密の質問に、自分の情報を提供することで、Get My Payment を利用することができます。いったん確認されたら、同じ支払いステータスが両方の配偶者に表示されます。
私は納税申告をする必要がありませんが、それでも Get My Payment を利用して、私の支払い状況を確認する事ができますか?
あなたの特定の状況によっては、納税申告をしない場合は、Get My Payment にアクセスできない場合があります。要求されるセキュリティの質問に答える際に、本人確認ができないと、Get My Paymentを使用できません。
私はフォームSSA-1099 やフォームRRB-1199で納税申告をしますが、Get My Payment で ペイメントのステータスを確認する事ができますか?
はい、要求されるセキュリティの質問に答えて、本人であることが確認された後は、Get My Payment を使用して支払いのステータスを確認できます。
私はフォームSSA-1099 やフォームRRB-1199を受け取りますが、収入の要件を満たさない為、納税申告をしません。それでも Get My Payment に銀行口座情報を提供したら、エコノミック・インパクト・ペイメント(EIP)を銀行振り込みで受け取る事ができますか?
2018年または2019年の納税申告を提出していない場合は、銀行口座情報を提供する為にGet My Payment を使うことはできません。
IRSは、フォームSSA-1099またはフォームRRB-1099の上にある情報を使用して、支払いをします。あなたは、あなたの支払いを、普段ベネフィットを受け取るのと同様に、銀行振込または郵送で受け取ります。
もしもITIN(Individual Taxpayer Identification Number)を持っていたら、Get My Payment を利用することができますか?
ITINを使って Get My Payment にアクセスすることは可能ですが、ほとんどの場合、法律によってITINで納税申告する方には、エコノミック・インパクト・ペイメント(EIP)は与えられません。
唯一の例外は、二人の配偶者がジョイントで納税申告し、どちらかの配偶者が、その課税年度中のいつの時点でも、U.S. Armed Forcesのメンバーであった場合で、このケースではどちらか一人の配偶者のみ有効なソーシャル・セキュリティ番号を持っていれば良い事になります。
支払い状況/Payment Status
支払いステータスが変更されるまでどのくらいかかりますか?
支払いステータスの更新は、1日に1回だけ行われます。
Get My Payment には、支払いのさまざまな段階が表示されますか?
Get My Payment には、次の支払いステータスのいずれかが表示されます。
1. 支払い状況/Payment Status (2つのステータスのうちの1つ) –
- 支払いが処理され、支払日が確定し、銀行振り込みか郵送で支払いが送られるところ
- あなたには資格はありますが、支払いはまだ処理されておらず、支払日も確定していない
2. 詳細情報が必要/Need More Information – あなたには支払いを受ける資格がありますが、IRSはあなたの銀行情報を持っていません。いったん本人であることが確認されたら、あなたには銀行口座情報を提供する機会が与えられます。銀行振り込みが最も早くエコノミック・インパクト・ペイメント(EIP)を受け取る手段です。
3. 支払い状況は確認できない/Payment Status Not Available – あなたにペイメントに対しての資格があるかどうか、私たちは現時点では確認ができません。例えば、2018年や2019年に納税申告をしなかった。とか、最近、納税申告をしたため、まだリターンが完全に処理されていないかです。
支払日が表示されていなければ、あなたの支払い状況の更新は、1日に1回だけ行われます。
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以上、私は通訳の勉強をしたプロではないので、もしかしたら、正しくない部分もあるかもしれませんが、少しでも多くの皆さんの役に立てればと思ってこのページを作りましたので、恐れ入りますが、ご了承くださいませ。Stay safe and healthy!