この記事は、コロナウイルスの感染拡大を受けてカリフォルニア州で決定されたスペシャルエンロールメント期間やコロナウイルス関連の医療費についてです。
他州でも同様の動きがあると思いますので、カリフォルニア州以外にお住いの方は、それぞれの州の健康保険マーケットプレースやDepartment of Health Care Servicesの情報をご参考になさってください。
この記事の内容は次の通りです。
新たなスペシャルエンロールメント
タイトルからも予想できるかと思いますが、
現在無保険でカバードCAの資格のある人は、
6月30日まで健康保険の申込が可能になりました!
コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月20日にカリフォルニア州は、カバードCA健康保険申込のスペシャルエンロールメント期間を6月30日まで設けることを決定しました。
この決定は既に有効になっていますので、現在無保険の人は、もういつでも申込が可能です。
そもそも、スペシャルエンロールメントとは、特別な理由がある方が利用できる健康保険の申込期間の事で、カバードCAは3月31日まで「今年ペナルティがある事を最近知った。健康保険に加入したい」という方の為にスペシャルエンロールメントを設けていました。
このスペシャルエンロールメントは今月末で終了しますが、今回のコロナウイルス感染拡大を受けてカバードCAは、新たに別のスペシャルエンロールメント期間をスタートしたんですね。
この二つのスペシャルエンロールメント期間がオーバーラップしていて、保険申込はどちらの理由を使ってもできるのであまり差はない様に見えますが、実はこの2つのスペシャルエンロールメントには大きな違いがあります。
それは、ペナルティです。
CAオバマケア・ペナルティ
もしも、「ペナルティがある事を知らなかった!あるなら保険に加入したい!」という方が、今月中に申込をすれば、加入した保険は4月1日からスタートし、今年の無保険期間3か月となり、この3か月に対してペナルティは発生しません。
ところが、4月1日以降に申込をすると、5月1日から保険がスタートする事になり、無保険期間は4か月で、この4か月に対するペナルティが発生します。
こちらの表↓が、その申込の期間と有効日、ペナルティについてを表しています。
3月31日と4月1日、1日の違いで、4か月分のペナルティの差がでてしまいます。
ですので、ペナルティを避けたいという方には、是非、今月中に申込手続きをしていただきたいですね。私の方でお手伝いできますので、お気軽にご連絡ください。
テレヘルスを利用しよう!
これを機に、皆さんには、是非、テレヘルス/Telehealthについて知っていただきたいと思っいますね。なぜなら、この事態に最適で、年々注目されることが多くなっている医療サービスだからです。
全てのカバードCA健康保険プランは、テレヘルス/Telehealthベネフィットを提供しています。
テレヘルス/Telehealthとは、スマートフォン、iPadやPCといったデバイスを利用して、医療プロバイダーとコミュニケーションをとり、手当の方法を聞いたり、症状に対するアドバイスを受けたりするサービスのことです。
テレメディシン/Telemedicine と言ったりすることもありますね。
今回のコロナウイルスように、インフルエンザのような症状などの場合には、テレヘルスの利用で、アージェントケア/Urgent Careで待っている間に他の方に感染させることもなく、また体調が悪い中、何時間も待つ必要もなく、ドクターに診てもらうことができるので、最適です。
もしもインフルエンザの様な症状や、咳が止まらない・・などの症状があった場合は、
まずは、テレヘルスで医師の判断を受けて、「コロナウイルスのテストを受けるように。」と指示がでたら、テストセンターへ行く・・という流れが良のかなと個人的には思います。
それから、フィジカルな症状はないが、メンタルが・・・という場合にもテレヘルスは最適です。この状況で頭がおかしくなりそう!でも、病院まで外出したくない。できない!という方は、是非、テレヘルスを利用して、メンタルヘルスの専門家の受診を受けてください。
体調が悪いのに、どこにテストに行ったら良いか分からない!と言う感じでパニックになる方もいるようですね。とにかく、まずは落ち着いて、かかりつけのドクターやメディカル・グループ、保険会社などへ電話をして、彼らの指示を受けてくださいね。
コロナウイルス関連の医療費について
カリフォルニア州は、カバードCAのスペシャルエンロールメントの決定と共に、コロナウイルス関連の医療費についても、発表しています。
全てのカバードCA健康保険の下では、
コロナウイルス関連の医療費は無料です!
例えば、
- 検査
- テレヘルス/Telehealth
- ドクターズ・オフィス・ビジット
- ネットワーク内エマージェンシー・ルームやアージェントケア
といった医療サービスですね。こちら↓にその発表の引用とカリフォルニア州のプレスリリースにリンクを載せておきますので、参考になさってください。
※こちら↑をクリックするとカバードCAのニュース・リリースページが開きます。
1日も早く、この事態が収束すると良いですね。どうぞ皆様、Stay Safe!
こんにちは。オバマケアを見ていてこちらにたどり着きました。私は1月まで主人の扶養でパートの仕事をしてましたが、2月は日本に一時帰国、3月戻って今度は扶養から外れ
引き続き仕事を始めたのですがコロナの影響ですぐには仕事に戻れず、時間も限られていますが保険に自分で入りたく調べてたらオバマケアに来ました。
これから申請をしようと思うのですが、私のこういう状況でもペナルティが発生するのでしょうか?そこがちょっと気になってアドバイスいただけたらとメールしました。よろしくお願います。