US Health Insurance Support for Japanese

メディケア初心者必見!メディケアに関する日本語の資料一覧と入手方法

早いもので、もう10月も半ばにさしかかろうとしていますね。2016年も残すところ2ヶ月半・・・と考えると、時間の速さに恐ろしささえ感じる今日この頃です。(^_^;)

皆さんもお気づきだと思いますが、この時期は健康保険のシーズンがスタートする時期で、今、個人的に非常に忙しいです。(皆様のおかげです!ありがとうございます!)

具体的にこの保険シーズンについて説明すると、まず、今月3日からは、2017年度に向けた健康保険の更新がスタートしています。そして、今日から5日後の10月15日にはメディケア/Medicare のオープン・エンロールメント/AEP(Annual Election Period)が始まります。そして更に、11月1日からはオバマケア/Obamacare健康保険の申し込みができるオープン・エンロールメントが開始します。

メディケアのAEPについては、また改めて記事を書こうと思っていますが、こちら↓の去年の記事も参考になさってください。

今日からメディケアのオープン・エンロールメントが開始です!- Medicare AEP Starts today!

この数ヶ月間は、来年の健康保険を決める重要な時期なので、役に立つ情報をできる限り記事にしていきたいと思っています。そして今日は、まず、オープンエンロールメントが目前に迫ったメディケア/Medicareについてのお役立ち情報をここで共有させていただきたいと思います!

メディケア情報はMedicare.govがベスト!

今、メディケアについての情報は、たくさん溢れていて、誰でも簡単にインターネットで簡単に入手ができます。また、これからの10月15日以降にAEPが開始されれば、メディケア・プランのセールスマンなどと接したり、保険会社からのフライヤーなどでも情報を得ることがあると思います。

そんな中、もっとも信頼できる正しい情報は、セールスマンや彼らからもらう資料ではなく、アメリカ政府の機関であるCMS、センター・オブ・メディケア・アンド・メディケイド・サービス/Center of Medicare and Medicaid Servicesがやっている、メディケアのウェブサイトであるメディケア・ドット・ガブ/Medicare.gov や、メディケアのハンドブックである「Medicare & You」です。

このウェブサイトに行けば、メディケアについてすべての情報が分かるようになっています。何よりも正しく、ありとあらゆる情報が掲載されていますので、メディケアについて何か情報を探されている場合は、まずここを探されることをお勧めします。

ただ、多くの日本人メディケア受給者にとって問題になるのが、言語の点ではないでしょうか?

メディケア日本語資料一覧

もちろん、このウェブサイトは基本的に英語かスペイン語で作られていますが、実は、ここから入手できる資料の中には、日本語で発行されているものがあります。ものすごい数の資料を入手することができるのですが、その中で日本語で作られた物はごくわずかです。そのわずかな日本語資料の一覧ををここで紹介しますね。

日本語資料の入手方法

このリストの中で、何か見てみたい物がありましたか?その場合は、この下の画像をクリックすると、メディケア・ドット・ガブのこの日本語資料一覧のページに行くことができます。まずは、このページを表示させてください。

表示された画面で、日本語資料の一覧を確認することができたら、自分が入手したい資料の名前をクリックします。そうすると、その資料が自分のパソコンにダウンロードされるようになっています。そして、ダウンロードが完了したら、自分のパソコンでその資料をオープンすれば、内容を読むことができます。

メディケアに関する援助

この日本語資料一覧の一番上に「メディケア費用の援助(Get Help With Your Medicare Costs: Getting Started – 10126-J )」、という資料がありますが、今日はこの資料を参考までにここで紹介します。

実は、メディケア関連の費用に充てられるさまざまな援助プログラムがあるのですが、多くのメディケア受給者はそういったプログラムの存在を知らず、自分に与えられた権利を利用していない。と言うのが現状です。日本人のメディケア受給者の中にも、言語の問題等からサポートが受けずらく、こういったプログラムを知らずに損をしている方がいるのではないかなと想像します。

この「メディケア費用の援助」という資料は、その援助プログラムの一部についての簡単な資料です。

この資料は3枚の簡単なもので、しかも内容が更新されておらず2014年度の数字が記載されていますが、これがMedicare/govで現在入手できる最新の物です。もしもこれを見て「もしかしたら私も受けられるかも!?」と思われたら、ぜひメディケアに確認してみてください。お住まいの地域のソーシャル・セキュリティ・オフィスにこれを持って行かれて、ワーカーに確認されてもいいかもしれませんね。

また、この資料の3ページ目にも書かれている、「受給資格」に載っているメディケアの番号1-800-MEDICARE (1-800-633-4227) へ問い合わせをされるのもありかもしれません。このメディケアの電話番号は、なんと24時間対応です。ですので、夜にご家族と一緒にゆっくりと電話で彼らに相談することができます。長く待たされたりする日中より、良いかもしれませんね。

メディケア/Medicareはアメリカ合衆国のプログラムで、州ごとに運営されますので、私たちのような民間の保険会社のエージェントは、残念ながらこういったプログラムの手続きについて皆様のお手伝いをすることができません。大変恐縮ですが、その点はご理解いただきたいと思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!この記事が少しでも皆さんのお役に立てると光栄です。