オバマケア・保険料補助を貰い続ける為にしなければいけない3つの事 – カバードCA編

obamacare money

オバマケア/Obamacareの補助金のうち、皆さんにとってもっとも重要な保険料補助『プレミアム・アシスタンス/Premium Assistance』を貰い続ける為には、注意点がいくつもあります。今日は、カリフォルニアのマーケットプレイス/MarketplaceであるカバードCAを通じて申込みをした場合で、現在、プレミアム・アシスタンスを受けている方が必ずしなければいけない3つの事について説明していきます。

同意/Consent 期限の確認

カバードCAの申込みの一番最初のステップに、

『カバード・カリフォルニアがアメリカ政府の他のエージェンシー、例えばIRSやイミグレーション・Department of Homeland Security 等の情報を照合しにいきますがそれでも良いですか?同意しますか?』

というような内容の質問があります。この質問に『同意する』と答えた人のみが、次のステップに進み、保険料補助を受けられる対象になることができることになります。

そして、申込みを進めて、一番最後のステップに、再度、

『あなたのIRSのタックス・ファイル状況を確認しますが、あなたは今後何年間、それをカバードCAに許可しますか?』

という同意質問のページがあり、そこで0年から5年を選択することができます。

Covered CA Consent Screen Shot

この同意の年数がすでにエクスパイアしている方は、近いうちに保険料補助を貰うことができなくなります。同意期限が切れているという事は、『私はカバードCAが収入額や家族構成などを確認する為に情報を確認することを認めません』と言っていると同じことです。

ですので、この数字を更新する必要があります。もしもエクスパイアしているかいないか覚えていない。と言う方は、是非、ご自分のカバードCAアカウントへログインして確認されることをお勧めします。この年数はいつでも変更できますので、気になったらいつでも確認するべきですね。

この同意は、①カバードCAへログインし、②右側のAction メニューの一番上の メニュー「Update Consent for Verification」をクリックすると表示されるページで、確認・変更することができます。

タックス・ファイル

カバード・カリフォルニア/Covered CAは、昨年12月に、この保険料補助、プレミアム・アシスタンス/Premium Assistanceを失う可能性がある人に警告のレターを発行しています。その、プレミアム・アシスタンスを失う可能性がある人とは、2014年度のタックス・ファイルを未だにしていない加入者です。

この手紙を受け取った方は、カバードCA 800-300-1506 へ取り急ぎ連絡をする必要があります。もしも何の対処もしなければ、今年の4月にはオバマケア/Obamacareの下で貰っている保険料補助を喪失することになります。そうなると、毎月の保険料が突然ものすごく増えてしまった!という事になり、家計に大きな影響を与えることになるでしょう。

更に、保険料補助を貰った方は、タックス・ファイルでIRSフォーム8962 を提出する必要があります。2014年はオバマケアの初年度でしたので、このフォームも初めてで知らなかったという方もいらっしゃるかも知れません。

毎年、IRSフォーム8962を利用してタックス・ファイルをする事も、上のコンセントと同様に補助金を貰う為の1つの条件になっていて、申込みの際にその点も質問されています。ですので、必ずタックス・ファイルをしましょう。

オバマケア・タックス・ファイルの基本 – IRSフォーム1040と重要関連フォーム

収入額の確認

最後は、収入額の確認です。申込みの際には、その年の予想収入額を申請し、その額と世帯構成から保険料補助の額が計算されます。実際の収入が、最初に申請した予想収入額よりもずっと高かった場合、保険料補助がもらえなくなる可能性があります。

カバードCAが上の同意の下で他のリソースであなたの収入額や家族構成等を確認し、収入が十分にあるので保険料補助の資格が無いことが分かれば、毎月の保険料補助は打ち切りになります。

保険料補助の資格があるかについては、こちらの記事を参考になさってください。

オバマケア補助金がもらえるか見極めよう!- Eligibility for Obamacare Subsidy

もしも、保険料補助が打ち切りにならなかったとしたら、その後もっと最悪の自体になる可能性があります。収入が多く保険料補助の資格がない方が、1年を通して保険料補助をもらっていれば、当然、その後で「そのお金返してね!」という事になり、タックス・ファイルの際に返金しなければならなくなります。

ですので、実際に自分の収入がいくらかと、申込みの際に申請した収入の額がいくらかを常に把握しておく必要があります。もしも覚えていないという方は、カバードCAへログインして、Incomeのページで確認してください。

収入に増減があった場合には1ヶ月以内にカバードCAへリポートする必要があります。収入だけではなく、住所や家族構成の変更等もリポートしなければなりませんので、覚えておいてください。

まとめ

健康保険のマーケットプレイス/Marketplaceを通じて保険の申込みをされた方は、保険料補助、プレミアム・アシスタンス/Premium Assistanceを貰っている方がほとんどだと思いますが、その保険料補助をもらい続けるためには、必ずこの3点を必ず踏まえておくべきです。

  • 同意期限の確認
  • タックス・ファイル
  • 収入額

オバマケア初年度には、申込み段階でエージェントやその他の申込みをサポートした方の説明が甘く、加入者が、この補助金がもらえるの仕組みを理解していなかった為に、2014年度のタックス・ファイルの際に大金を支払わなければいけなくなってしまったというケースも見たことがあります。

皆さんの保険申込みをサポートするエージェントとして、これは絶対に避けなければならない事だと考えています。1人でも多くの方がこういった事態にならない事を願っています。何かご質問等がありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。私でお役に立てれば幸いです。

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